
あまりに可愛らしさに使うのが勿体無いと思ってしまい、なかなかキャンドルに火を灯すことはなかったのだけれど、頂いた人から「せっかく贈ったんだから使って欲しい」と言われ、子どもたちも寝てしまった静かな夜、マッチで火をつけてみた。
このキャンドルはススキに似たベチバーという香りがベースになっている。普通のアロマキャンドルなら、火をつけるとすぐに香りが漂ってくるのだけれど、このOrganic cocoonのキャンドルは、30分ほど経って、ようやくベチバーの爽やかでスッキリとした香りが部屋に充満してきた。
Organic cocoonのキャンドルはのんびり屋さんのように、ゆっくりと香りを届けてくれる。たとえ毎日がめまぐるしく過ぎていこうとも、ゆったりと心の余裕を持って楽しむ時を持つことの大切さを教えてもらったような気がした。