ロンドン旅行ではマーケットに行くのを楽しみにしていた。旅行に行くと必ず市場には、訪れるようにしている。観光では見れない地元民の一面を見ることができるからだ。日本やフランスで見れないものを眺めるだけで、新鮮に感じられる。そして、改めて異国の地に来たのだなぁという想いに耽ることができる。
まず最初は、友達にリクエストをしていたイーストロンドンのブロードウェイマーケットを訪れた。ブロードウェイマーケットはロンドンでも人気のフードマーケット。一昔前はこのエリアは危険な場所として人も訪れなかったそうだけれど、今はクリエイターたちが移り住み、人気のエリアのひとつとなっているとのこと。お洒落なカフェやお店なんかも色々あって興味深い。
ブロードウェイマーケットは、ストリートフードが充実している。イギリスの料理って、あまり美味しくないと言われがちだけれど、ストリートフードは「普通に美味しい」と思う。ただお腹を満たせばいいというのではなく、美味しいものを提供したいという思いのもと、楽しみながらスタンドをやっている人が多いよう。そう、まるでお祭りの様相。マーケットにいるだけで、不思議と心も弾む。それが人を惹きつける魅力のひとつなのかもしれない。
ブロードウェイマーケットには、今やストリートフードでは定番のハンバーガーの他に、スコッチエッグやフィッシュバーガーなどのスタンドがある。見た目も、フォットジェニックで、どれも美味しそう。
その後、行きたいカフェがあったので、ブロードウェイマーケットでは、食べなかったのだけれど、ここでは嬉しい出会いがあった。念願だったイギリスのヴィンテージのスカートを購入することができたからだ。フランスに帰って今年の夏ここで買ったスカートを着ていると、ものすごく「素敵ね」と褒められたほど。古くていいものに出会えたのは、旅の中でも、嬉しいことのひとつだった。
ロンドン旅行は来年も計画している。次訪れるときは、ぜひここでランチをしたい。ロンドンの中でもいい場所を見つけたと、ますますロンドンの虜になったのだ。