夏は過ぎ去り。淡路島の海を思い出す。


今年の夏は日本で過ごした。長男が生まれた年以来の長期での日本への帰国。2ヶ月以上も日本に滞在した。まだ、次男が小さいということもあって、あまり遠くへ旅行は行けない。旦那が日本に来て、ただ実家で過ごすだけでは、せっかくのヴァカンスもさみしいものになるので、淡路島に一週間旅行に出かけた。

淡路島で印象に残っているのは、やはり何と言っても海。滞在したアパートホテルが慶野松原海水浴場のすぐ側ということもあって、何度か海に行った。最初は冷たいだろうから、海に入るのを躊躇した。息子と相方が楽しそうに入っているのを見て、少し入りたくなった。そして相方の「いい温度で気持ちがいいよー」という言葉で入ることにした。

いざ足を海に入れてみると、すごく冷たい。「気持ちいいなんて嘘」と思いながら、足を海につけたまま立っていた。「そのままだと冷たいままだよ。早く入った方が、寒く感じない」と言うので、思い切って海に全身入ってみた。不思議と、あれほど冷たいと感じていた海の水が、ちょうどいい温度に感じられて、気持ちが良かった。そして、潮の香りがどこか懐かしく感じられた。

人間が海に入るのが気持ちいいと感じるのは、太古人間は海から生まれたと言われているからかもしれない。それに、海水は体内の羊水の組成に似ているのだとか。海で泳いでいると、身体がリラックスされているのを感じた。プールで泳ぐのとは違い、もっと深い部分から身体がゆったりしているように思えた。

淡路島最終日、息子は海に向かって走り出し、服のまま海に浸かり始めた。最初は何をし始めたのかと驚いたけれど、息子が嬉しそうに海に浸かる姿を見て、なんだかすごく自然な行為に思えた。海に浸かり、身体中が喜びを感じているようだった。

「お母さん、日本で夏に行った海、楽しかったね」と、フランスに帰った今、話す。以前は苦手と思っていた海も、今年息子たちのおかげで、私も楽しいと思えるようになった。素直に「そうだね、また行こうね」と答えた。

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