【フランス・ヴェルサイユ】ガリー農園2017


今年の8月は久々に息子と二人っきりで過ごした夏だった。昨年は通勤で仕事をしていたので、夏休みは保育所に預け、休暇を利用して、一時帰国をした。今年は、フリーランスの身となったが、ライターの連載のお仕事も私の個人的な都合でお休みをもらっており、息子とみっちり過ごす時間が取れた。とはいえ、2歳児はどこからそのパワーが来るのかと思うほど、毎日有り余るほど元気いっぱいに動き回る。私の身体も思うようにいかなくなってきてるので、息子には少し物足りない夏だったかもしれない。

夏休みもそんなに取れない相方の提案で、今年もヴェルサイユのガリー農園へ息子を連れて行くことにした。ホームページを見てみると、ちょうど苺、フランボワーズ、ミラベル、プルーンが採れる時期だった。息子が大好きなフルーツばかり。これは息子も喜ぶだろう。昨年は2キロも獲った苺を離そうとせず、「全部自分で食べる!」と言っていたほど、苺の多さに興奮をしていた。今年は果実を前にどういう反応を示すやら。

お昼に食べるサンドウィッチやらの準備で手間がかかってしまい、10時頃に着いた。駐車場がいっぱいだったらどうしようと心配していたけれど、思いの外、ガラガラだった。8月の中旬ということで、パリジャンたちは皆ヴァカンスに旅立っており、ガリー農園を訪れる人が少ないようだ。

まずは、苺の収穫へと向かう。ちょっと時期が早かったかなと思うほど、最初の印象は真っ赤に熟れた苺がない。それでも、葉っぱの裏を探してみると、大きな赤い苺がわんさかとあった。まるで子どもの頃、宝探しゲームをしていたときのように、夢中で赤い苺を探す。赤い大きな苺を見つけると、自然と頬が緩む。誰も見つけることができなかったお宝を見つけたような気になるからだ。親子三人で無我夢中で苺を採る。昨年はあまり意味がわからないままいちご狩りをしていた息子も「お母さん、これ赤い ?獲っていい ?」なんて聞いてきて、成長が見られたようだった。それに去年は苺の入った箱を離そうとしなかった息子だけれど、今年は苺を食べようとはせずに、大人しく置いてくれた。

そのあとはトマトやきゅうり狩りへと向かった。採りたての夏野菜ってこんなに美味しんだと毎回感動するほど、ガリー農園の野菜は美味しい。特に、人参は美味しく、蒸して食べると、びっくりするぐらいの甘みが感じられる。そして、ガリー農園では、ズッキーニの花が採れるのが嬉しいことの一つ。南仏のマルシェに行くと、普通に売られているズッキーニの花だけれど、パリではなかなか見かけることがない。ベニエと呼ばれるフランスの天ぷらにして食べるとものすごく美味しいのだ。

最後に、息子の一番大好きなフルーツ、フランボワーズを獲りにいった。真っ赤なフランボワーズを前に大興奮の息子。いっぱい食べたかったようで、頑張ってフランボワーズを獲ってくれた。

ガリー農園で獲ったフルーツでジャムやアイスクリームを作った。野菜はその夜、アイオリと呼ばれるにんにく入りのマヨネーズソースで、蒸していただいた。新鮮なものは、手間暇かけなくても、簡単に調理するだけで、美味しいのだ。ガリー農園に来ると、新鮮なものをいただける喜びが感じられる。また来年、美味しい野菜と果実を獲りにきたいと思う。

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